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金魚の町 弥富(やとみ)
養殖場視察 〜 2000年6月愛知県弥富町を訪ねて〜

『金魚の町』として知られる弥富町は金魚の養殖生産が大変盛んだ。
名古屋駅から15分程度、JR弥富駅の出入り口付近には金魚のデザインをした水銀灯や、レリーフなどが飾られ、訪れる人を楽しい気分にさせてくれる。
↓これ、駅入り口の金魚のペアです。
芸術です。

実は、この町の養殖は金魚だけではなくメダカも養殖しており、その数なんと年産10万匹というからそうとうなものですね。
今回はメダカの養殖方法を学ぶため6月の養殖場を視察した。
町は木曽川流域(デルタ)の平野に広がっていて、いたるところに写真のような一見田んぼに見える養殖池があり(実際田んぼとして使ってもいる)、タクシーで周遊しても初めて来た人には似たような風景なので何処がどうなのか道に迷ってしまう。それくらい同規格の池が沢山あり水も豊かだ。
ひとつの養殖池には親メダカがおそらく数千〜数万匹いて、着卵用のホテイアオイやネットなどが入れられてあり、これを毎日交換して採卵する。
着卵用のホテイアオイをひとつ取り出してもらい(右写真)卵の付き具合をみると粟粒大の卵がビッシリ。これたったの1日でこれほど着卵するそうです。(写真でうまく撮れてないので残念。)

採れたてホヤホヤのメダカの卵達はホテイアオイごと孵化用の池に移される。(右写真)
ここで約3週間かけてメダカベビーの誕生を待ち、卵の取れたホテイアオイはまたもとの親メダカの池に投入されて着卵を繰り返す。

約3週間後、ほとんどの卵が孵化したのを見計らい稚魚達を育成池に際移動する。孵化池では1回の行程で数千匹の稚魚が採れるようだがこの稚魚達をどうやって別の場所に移動するのか?。
池の水全体に所狭しと泳ぎまわる稚魚を避け、上手に余分な水だけを取り除くと最後に残った水は池中央のくぼみに集まるように施工されてある。ここに稚魚が集められるので杓子ですくってバケツ一杯で移動完了!。バケツを真近で覗くとまだボウフラみたいな稚魚達がウジャウジャいました。

育成池で約1年間かけて成長しためだか達。
ヒメダカ、黒めだかと分けられて全国のペットショップに出荷される。
ショップでは観賞用としての販売と肉食魚のえさ用としての販売があるそうだ。メダカの現実はキビシイ。
私達の近所のショップで売っているメダカも弥富の出身かもしれませんね。

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