
湧水ウタキの中。
現在沖縄では非常に珍しくなった「セキショウモ」が生育している。
沖縄では一般的に、「ウタキ」または「ウガンジュ」は神へのお祈りをする清められた「霊域」であるため、ゴミのポイ捨てなどのマナー違反は罰当りであり、私のように網を入れる人も無く、人為的な外来種(魚類)の投入も少ないと考えられる。
(写真左のホースは取水のストレーナー、パレットも見える。こちらでは、色々利水されているようです。) |
網を入れ、ウタキメダカを探す。
かかったのは、ウタキメダカではなく、タップミノー(カダヤシ)であった。
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これも全てタップミノー
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湧水とは別の場所で放流した小さな池の方を調べる。
この池は耕作地の農業用水で使われており、人工的に作られた物です。近くを流れる自然の河川には外来種であるグッピーが繁殖していますが、ここには入れこめません。
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が、しかし、・・・・・
大量にとれた、どれもがグッピーである。
この一帯は低地で、大雨が降ると池からあふれた水が勢い良く下部の自然河川へ流れ込む。
おそらくその際に遡上したグッピー達がこの池の中でも繁殖したものと考えられます。
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何回か網を入れ、やっとウタキメダカ一匹を確認しました。
上の個体はグッピー、下がウタキメダカのオスの個体です。 |

【調査の結果】
昨年の100匹以上の放流個体は、やはりと言うか、残念ながら定着できていない様子で、約1時間の調査で今回確認できたウタキメダカの個体は左写真の「2匹」のみでした。
他の魚類はほとんどが、グッピー、カダヤシ、ティラピアで、放流当時には確認できた、在来種のフナやトーイユ(タイワンキンギョ)の姿も今回は残念ながら確認できませんでした。今回の放流実験では、完全に隔離された水域でも大雨などに対応して近隣の外来種の駆除まで考慮しなくてはならない再定着の難しさを改めて考えさせられました。
写真は、左側がメス、右側はオスの個体で、「中頭系」のメダカの特徴である「体高」の高さ(横から見ると、お腹の下から背中の上まで幅がある)が印象的でした。このツガイ、もしかすると「ご夫婦」なのかも知れませんね。
ちなみに、この2匹の個体はこのまま再放流しても環境が悪いため(グッピー大群)、あらためて次のミッションに参加していただく事にしました。
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周辺案内【 嘉手納弾薬庫周辺の湧水ウタキ】
~伊良皆の湧水~
「ウタキ(御嶽)」とは、沖縄各地にある古来琉球の信仰における聖域の総称で、家族の健康や財運、厄除けなどを祈る場所でもありました。
ウタキの場所は湧水地である事も多く、沖縄では希少な淡水生物の生息域でもあり、天然記念物など希少な発見も少なくありません。
沖縄の地域信仰では古来から「ユタ」や「ノロ」といった霊力が備わっている神女が存在し、健康や豊作・豊漁の祈願から、琉球王朝時代には政治にも影響を与えるほど沖縄の民間信仰として定着しています。
原因不明の「頭痛」や、たび重なるアクシデントが気になりだすと、ユタを伴ってウタキへ祈願する、と言った具合です。
この「ウタキ」。最近では家族の健康や厄払いといった伝統的な祈願だけでなく、仕事の成功、宝くじの祈願、恋愛の成就といった様々な願い事がされているようです。
風水を取り入れるなら「玄関先などの水槽」が言われますが、ひときわ神々しいウタキメダカはまさに「厄除け来福」にふさわしいのかも知れませんね。

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パスポート(琉球メダカ認定書)をたずさえ、大阪へ出稼ぎ(出荷)を待つウタキメダカ達。(ブナガヤ蓄養所)
グッピーに打ち勝つべく、ブナガヤの手を借り、故郷の川に子孫繁栄を見るまでミッションは続く・・・! |
ウタキメダカご購入のお礼
1FOR1プロジェクトご協力頂き、多くのメダカちゃんを飼育していただいております全国の琉球メダカ、ウタキメダカ ファンの皆様、誠にありがとうございます。今後とも、ブナガヤ・ヘリテージの琉球メダカ、ウタキメダカをどうぞよろしくお願いいたします。
琉球メダカ専門店
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