100年後にも残したい風景がある。 NPOブナガヤヘリテージクラブ
NPOブナガヤ・ヘリテージ・クラブについてBHC会員登録BHCへのお問合せBHCホームに戻る
1for1プロジェクト詳細

活動報告=フィールドワークレポート
 ・現地調査
 ・環境改善&放流活動
 ・養殖活動

ツアー・イベント報告
・体験学習予定
・イベント・体験報告
・ツアー報告

講習会
RDBカテゴリー
飼育と観察
当サイトについて
掲示板


ブナガヤ・ヘリテージ(株)公式サイト

「身近な水環境の全国一斉調査〜2009年
        「水質調査 IN 手取川&利根川」の活動報告
2009年6月7日


「身近な水環境の全国一斉調査関連」沖縄本部、(沖縄県比謝川)、石川支部(石川県手取川)、群馬支部(群馬県利根川)にて実施しました。

毎年行っているフィールドワークは、私たちの生活に欠かせない「大切な水」について理解を深めようと、毎年6月に環境月間に合わせ国土交通省、財団法人河川環境管理財団と連携して行われるものです。

本年度は新たに群馬支部でも行われました


NPOブナガヤ・ヘリテージクラブでは前進の{ブナガヤ・くらぶ}から継続して行われているフィールドワークで本年通算4年目です。今年は「沖縄本部、石川支部、群馬支部」の3県開催となりました。


まずは沖縄県比謝川と石川県手取川のレポート


■ 沖縄県:比謝川(ひじゃがわ)

今年の水質調査は、沖縄県沖縄市中部を流れる比謝川の水質調査を越来城水辺公園で行いました。


強い日差しが照りつける中、約60人の親子が参加し、初めに環境教育プログラム「プロジェクト・ワイルド」のエデュケーターによる「oh!メダカ」のゲームをしました。

このアクティビティーを通して、子どもたちが川の中で生きる生物になったつもりで、生き残りをかけて逃げ回り、個体数について学び、グッピーやテレピアなどの外来種の登場によって、生態系が崩れるということを学びました。
いいことだと思って、家で飼えなくなった熱帯魚やグッピーなどを放流することが、もともとの水環境や生態系を脅かす原因であることを知り、子どもたちは勝手に川に魚を流さない!や責任もって育てるなどの意見がでてとても嬉しかったです。


アクティビティーのあとは、いよいよ比謝川に突入です。
参加した子どもたちを2つに分け、低学年は比謝川の生き物観察。高学年は比謝川の水質調査にそれぞれ分かれて調査をしました。

低学年の子どもたちは、川で網やバケツをもって生き物を探し、見たこともない大きなグッピーやフプレコやザリガニを見て大はしゃぎしていました。
高学年の子どもたちは、採取した川の水をCOD(化学的酸素要求量)を使って、資質の汚れ具合を調査しました。

比謝川の汚濁状況は、8ppm以上で生活排水で河川が汚れていることが分かりました。
この結果を知った子どもたちは「これからはあまり、洗剤を使わないようにする」や「水の無駄使いはしない」などの意見を出し合いました。




その後、NPOブナガヤヘリテージクラブの玉城主宰が繁殖し、守り続けている琉球メダカ約100匹を、参加者ひとりひとりが1匹ずつ思い込めて、比謝川に放流を行いました。
来年この川にたくさんの琉球メダカが棲んでいられるように願いました。



今回の水質調査で、自分たちの家の近くを流れる川がこんなに汚れていることに気づき、ひとりひとりが家庭で取り組めることについてみんなで学ぶことができました。ひとりひとりがこれからの生活の中で、身近な環境について意識する素晴らしい機会になりました。
 
これからも身近な自然に目をむけ、子どもたちと一緒に自然について考え、学んでいきたいと思います。

 参加してくださってみなさん。ありがとうございました。

ps.琉球新報と沖縄タイムスで取り上げていただきました。
▼ 2009年6月12日琉球新報
▼ 2009年6月11日沖縄タイムス





■ 石川県:手取川(てどりがわ)

今年の水質調査は2年前と同じ、石川県白山市鶴来水戸町の手取川の右岸14.2〜15.0kmに位置する
十八河原公園で行いました。

前日まで心配のない天気予報だったのに当日朝、現地は霧雨。。。
気温22℃にも関わらず少し肌寒く、足元の草も塗れていたので、本降りにならないうちに川の水を汲み、
近くの白山市ふれあい昆虫館に隣接する白山市舟岡体育館に移動。

まずは手作り紙芝居『ごみってどうしてわけるの?』 でゴミ分別の意味を伝えました。
子どもたちはちゃんと座り、キラキラした瞳で、静かに耳を傾けてくれました。
子どもの頃からの習慣の積み重ねでこの自然を守ることができること、
いつかこの紙芝居を思い出してくれたら嬉しいナァと想いました。

次はいよいよ水質調査
先に汲んでおいた手取川の水を3回に分けて測定しました。
水温20℃ 3回共 COD 2ppm という素晴らしい結果。
この数値はアユやユゴイなどが住めるきれいな川だと言えます。
※CODとは水に含まれる有機物を二酸化炭素や水に分解するのに必要な酸素の量を表します。


【 手取川 】
石川県白山市南部の旧白峰村の岐阜県境にそびえる霊峰白山(標高2,702m)に源を発し北流する手取川。
この手取川は県内大半の上水道の水源となっており、県北部の能登半島までパイプによって給水されています。

平均河床勾配1/27は日本有数の急流河川です。
高度差が大きいため、流程を通して流れが速く、中・下流域には大量の小石や砂が供給されるのです。
河口より約40km北東に位置する「千里浜なぎさドライブウェイ」で有名な千里浜は、 手取川の運搬した土砂が運ばれ、沿岸流によって堆積したものです。
海岸線を普通の自家用車で走ることができる砂浜は世界でも珍しく、
この千里浜以外には、米フロリダ州とニュージーランドの3ヵ所しかないと言われ、この砂浜は世界的にとても貴重な財産です。

次に環境教育プログラム「プロジェクト・ワイルド」のエデュケーターによる二つのゲームをしました。

つながり発見!生息地(Habitat Lap Sit)ではみんなで手をつなぎ大きな輪を作って動物が暮らす環境を楽しく学びました。
オーディア!(Oh Deer!)では野生生物の個体数の変動を学びました。


私は今回初めての参加して、私の住む石川県はまだまだ自然が残っていると解り嬉しかったです。
この自然の恩恵に感謝して、この自然を壊さないように、また、守っていきたいと改めて感じました。

小さい子どもでも取り組むことができるゴミ分別や生活廃水への留意点など
皆さんと一緒に学べて嬉しかったです。
これからも地域に根差した環境保護、自然の活かし方を子供達と共に学んでいきたいと思います。

最後に、この私たちの活動に賛同し、参加して下さった皆さん、ありがとうございました。

ps.今年も北國新聞で取り上げていただきました。PDFでご覧いただけます。
▼ 2009年6月5日北國新聞
▼ 2009年6月8日北國新聞(朝刊)


群馬県利根川のレポートは追って追加いたします。(#^.^#)


・2008年レポート>>    ・2007年レポート>>
NPOブナガヤ・ヘリテージ・クラブ  
沖縄県沖縄市大里1-9-30  

COPYRIGHT BUNAGAYA HERITAGE CLUB ALL RIGHT RESERVED